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植栽の管理は?

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植木の移植につきまして、掘り取り・根巻き・運搬・立入れ・ 埋め戻し・潅水が標準的な作業の内容になります。

移植の場合は、樹木が移植できる樹種や状態であるかを見極める必要がありますし 大切な木の場合には、根切り・根回しが必要です。

根切り・根回しは、移植前の樹木の根を切ったり根の皮をむいて、通常は 根の先端にある毛細根を根巻きの範囲内に発生させ、移植後の根付をよくする 作業で、移植の1~2年前から準備を行います。

木の大きさにも拠りますが、移植は案外コストがかかりますので、事前に よく相談しておく必要があります。  

木を新たに購入して植える場合は、事前の作業は必要なく根巻きもされていますので 植穴を掘り、既存土と肥料を十分混ぜて埋め戻せば完了です。  

ポイントは植穴の底にも十分肥料を混ぜておくことと、埋め戻しに水極めを 行うことです。

水極めは埋め戻した後で水を与え、根巻きの底や周りまで十分に 水をまわして発根を促す作業です。

また、植え込み前や後に剪定して、吸水量を 抑えるようにするのも効果的です。

植え込み時には木の表と裏をよく観察して 植え込み方向に気をつけるとよいでしょう。 植木市などで購入された樹木を植え込む場合には以上の点に気をつけてください。

また、日常のお手入れとしての潅水につきましては、植え込み時に水鉢を作っておいたり 木の皮などをマルチングすることによって保水性を高めるとよいと思います。

樹木の場合は水鉢に水が溜まるぐらいたっぷりと水をあげる必要があります。

潅水の頻度は敷地の土壌や排水性・天候で大きく変わりますから、機械的に 水をあげるよりは、木の根元を指でつついて頂いて、乾燥する前に 潅水してあげるほうがよいと思います。