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ブロックの種類って?

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ブロックの製法は、砂・骨材(砂利・砕石)・セメント・水・染料を混ぜて枠に入れ乾燥・養生して成型します。火で焼いていないのがレンガとの最大の違いです。
基本的に長さが30cmまでのものをレンガ、それ以上のサイズのものをブロックと呼んでいます。空洞部を鉄筋とモルタルで充填し強度をもたせる構造が特徴ですが最近はレンガも鉄筋仕様のものが増えましたので、鉄筋の入っているものがブロックという差はなくなりました。
基本的な種類分けは
①空洞コンクリートブロック(普通ブロック)
境界部分や下地等に使われる一般的なブロック。単にブロックと呼ぶ場合はこのタイプです。圧縮強度によりJIS規格でA種・B種・C種に分かれていますが現在は一番強いC種しか作っていない工場がほとんどです。
厚さは80mm・100㎜・120mm・150mm・190mmの5種類があります。

形状によって、基本・横筋用・コーナー用・両コーナー(190mmのみ)の4種類があります。サイズはH190mmxL390mmで10mmのモルタル目地をつけて施工後にH200mmxL400mmになります。
②化粧ブロック
文字通り門柱や塀の化粧部分に使うために骨材や染料を混ぜて、見栄えを良くしたブロックです。
最近の代表的な化粧ブロックはリブブロックと呼ばれるタイプで、サイズは普通ブロックと同じですが、骨材が多く密度の高い重量ブロックです。
縦にラインが入っていて片面化粧・両面化粧のほかに縦ラインの数や色合いで多くの種類に分かれます。
またメーカー各社によって色合いやテクスチャーが違いますのでお好みの製品を選ぶことが出来ます。
共通点は数個のブロックを一回で成型し、乾燥後に裁断機にかけて割っていますので、表面が全て割り肌仕上げになっています。
この他にもサイズや仕上げの様々な製品が各社から出ていますので、詳しくはお問い合わせください。
③型枠コンクリートブロック
普通ブロックと同じサイズでブロックの肉厚を薄く作り、ブロックの施工後に生コンを流し込み、型枠代わりに擁壁を作るブロックです。
普通ブロックの素材と化粧ブロックの素材があります。
④耐火ブロック
構造物の間仕切り壁等をブロックで作る場合に使う耐火強度を高めたブロックです。
最近はC種を使ったり、また基本的に他の材料に変わってきていまして、見かけません。