姫路 レンガの外構 レンガアーチ門の作り方
2025年7月9日
姫路市で外構・エクステリア・ガーデン工事のキャリア36年「一級エクステリアプランナー」のビーズガーデン西岡です。
レンガでアーチ門を作っている写真です、専門のレンガ職人が手掛けています。

先に両側のレンガ角柱を積み上げてから半円形の型枠を作って、枠の上にレンガを等間隔で並べていきます。
角柱の中は鉄筋を通して補強してあります。

アップで見るとアーチ部分のレンガの目地が、下側が狭くて上側が広くなっているのが分かります。
レンガ同志が自重で支え合って重力に耐える構造です、古い職人さんは「せりもち」と呼んでいました。
念のために、一段目のアーチと二段目のアーチの間にステンレスの太い針金を数本仕込んでいます。
耐火レンガでは最初から断面が台形になっていて、より効率よく支え合うパーツがあります。

完成したレンガのアーチ門柱です、木調の門扉を取付けて重厚で豪華な感じになりました。

塀の部分もレンガで仕上げて、花壇に枕木や車輪を置いてレトロな雰囲気に仕上げました。

塀の中にはレンガのアール壁を設けてシンボルツリーを植えています。
レンガの雰囲気や味わいを最大限に表現した現場でした。